2011年02月

書きそびれ記事

・TBS-サンデーモーニング 寺島実郎氏発言/神保哲生氏無言/エジプト人の言葉 2011.02.06

・NHK-Q~わたしの思考探究~「なぜ戦争はなくならないのか」

・NHK-クローズアップ現代「どうなる菅政権~民主党・岡田幹事長に問う~」

・中毒患者-マスコミ

・NHK-BSアーカイブス名作選「死の国の旋律・アウシュビッツと音楽家たち」~マスコミ・キャスター考

TBS-NEWS23クロス「民主党-動き出した中間派」 2011.02.22

民主党の菅派でも小沢派でもない中間派が、国民の期待に応える政策を練り直すべく動き始めたというニュースである。
双方間の足の引っ張り合いに辟易している国民同様、そんなことに明け暮れている場合ではないとの危機感からだという。
一見もっともらしいが、TBSが伝えたいのはそんなことではないだろう。「ハイハイ、喧嘩両成敗ですよ」と言いたいのだ。
いや、それどころか、ある議員の地元集会での「なんで小沢さんにあんなに掻き回されるのか」という声を流すあたり、あくまで「悪いのは小沢だ!」としたいのである。
職場で紛れもないセクハラ、パワハラをやった上司を訴えた部下が、「ハイハイ、どっちもどっちですね」などとコンプライアンス委員会に丸め込まれるのと同じである。周囲の者も見て見ぬフリだ。関わったら自分まで人事等でイヤな目に遭ってしまうと思うからだ。
それがキャスター、松原耕二/善場貴子氏らの意識だろう。実に立派な人たちだ。

TBS-サンデーモーニング 山内昌之氏発言 2011.02.06

昨日配信の天木氏メルマガNo.108で、山内昌之という東大教授の発言が紹介されていた。

エジプト市民革命についての識者の論調を読んで時代の変化を感じる

(中略)

「・・・米国はこれまでも外圧でアラブの民主化を図ろうとしてきたが、イラク、イラン、アフガニスタン、アルジェリアなど、どこも失敗している。米国がイスラエルの国益を中東の安全保障の最優先の課題としていることが原因だ。イスラエルの国益を保護しながらアラブの民主化を図ろうとする外交姿勢はねじれている。
この異なる二つの目標を解決する道筋は、パレスチナ問題の法と正義に基づく公正な解決しかない。それができなければ、これからエジプトで誰が元首になり、どのような政治体制が生まれようとも、米国の中東における存在感はますます弱くなる。エジプトにもアラブの地域大国として、米国に対し中東和平を進めさせる責任がある・・・」

これは私が言っているのではない。
日本政府の立場を支持してきた中東専門学者である山内昌之東大教授の言葉である。
2月15日の毎日新聞紙上の識者座談会で語った言葉だ。

TBS-サンデーモーニング 岸井成格/浅井信雄氏発言 2011.02.13

岸井氏


浅井氏


この岸井という人物、毎日新聞の主筆という肩書きらしい。なんだか知らないがエライのだろう。
以前、大病を患ってこの番組を休んでいたことがあった。そんな生死に関わる経験をした人が生き延びた場合、達観の境地に至ると聞くことがままある。野球の王貞治氏もその一人だ。一度は死を覚悟したという王氏は、運良く回復できたと思った後、自分の中の何かが変わったという。それは例えば、今までは何か話すときにも周りへの影響だとか、色々と気にしながら喋っていたのが、もう何でも思った通りストレートに話すようになった-というような変化だった。そう話す王氏は何かとても吹っ切れた表情をしていた。

NHK-ニュースウォッチ9「エジプト-反政府デモのヒーロー」?!

昨晩のNHKニュースウォッチ9で、エジプトの反政府デモに一人のヒーローが現れたと報じていた。
Wael Gonimという30歳のエジプト人である。なんでも、米Google社の幹部であるという。
NW9では、「今の政府は間違っている!」と熱弁するGonim氏のテレビインタビューや、彼が出てきた背景を解説する早稲田大学教官の話が流されていた。
しかし、本当に大衆の支持を得ている人物なのか?私の直感ではヤラセだと思う。
いつだったか、イラク戦争の初期に、サダム・フセインからイラクを解放してくれた米軍という構図をアピールする映像がよく流されていたが、後になってデタラメだったことがバレた。
それと同じ臭いがするのである。