2010年09月

菅子の兵法

敵も知らず己も知らず、一戦で危うし

これではダメだ。日本は今からでも中国のことをよく知る努力をすべきだと思う。
ところで、中国政府が「国内世論に配慮して」云々言うのを聞くことがあるが、彼らの言う「世論」にしても、日本の「マスコミ捏造・世論」以上に怪しい。
国土の広さも人口も桁が違うし、国民の率直な意見を収集するシステムが整っているのかどうかも分からない。
一方、これから日本にとっても、中国の存在は益々大きなものになっていきそうだ。
一刻も早く、中国の民意を正確に掴むことにもエネルギーを注ぐべきだ。

Sueño con serpientes(蛇を夢見て)- Silvio Rodriguez



「一日闘う人がいる。善い人だ。
一年闘う人もいる。もっと善い人だ。
長年闘っている人もいる。実に善い人だ。
しかし、死ぬまで闘う人がいる。不可欠な人だ」
-ベルトルト・ブレヒト

蛇の夢を見る、海に棲む蛇
とある海が、ああ!蛇でひしめき、夢に出てくる
長く、透明で、腹に詰め込んで運んでいた
奪い取った愛を

第7回 ラテンビート映画祭

「民主党代表選-小沢氏敗退」の題で何か書こうと思っている中に、さらに書く気が失せることが相次いだ。
勝った菅氏の挙動、メディアのバカ節、ハリボテ組閣、等々...
いずれにせよ、一連の騒動で見せつけられたのは、「ホンモノの民主主義が広まりかねない」と不安に駆られたエリートたちの恥ずかし過ぎる拒絶反応だった。 

さて、去年「ESTOMAGO」を見逃してしまったラテンビート映画祭。
今年もそろそろかと思っていたら、東京は一昨日から始まっていた。

第7回 ラテンビート映画祭
[東京]9月16日(木)〜9月23日(木・祝) 新宿バルト9
[京都]9月20日(月・祝)~10月3日(日) 駅ビルシネマ
[横浜]10月8日(金)~10月11日(月・祝) 横浜ブルク13
http://www.webdice.jp/dice/detail/2600/

いろいろ面白そうである。「キューバ音楽の歴史」というのもあった。シルビオ・ロドリゲスは出てこないだろうけど;)

マスコミの官僚化

今朝またTBS-サンデーモーニングを見ていた。
すると、民主党代表選の話題では相変わらずの菅氏贔屓である。
今回はそれは少々言い過ぎかもしれないが、やはり出演者の面々が菅氏のダメさ加減をストレートに語ることはなかった。
ネット論調とは大違いだ。だから、視聴者を菅氏へなびかせようとの意図を感じてしまうのだ。
実際には、いずれの出演者も「どっちもどっち」という感じでコメントしていた。
そこに確たる根拠は示されない。例えば-日本をじわじわダメにするのか、いきなりダメにするのかの違いだけ。落第点を競っているようなもの(大宅映子氏)-これっきりである。

「私の闇の奥」から

気骨の士クリス・ヘッジズの最近の文章『ガザの涙は我らの涙』(The Tears of Gaza Must Be Our Tears, August 9, 2010)の中に故エドワード・サイードの言葉が引いてありますので、以下に訳出します。
■ 私の意見では、知識人の心的習癖として、困難だが立派に筋の通った立場がある場合、それが正しいものであることを知りながら、その立場を取らないことを心に決め、背を向けてしまう、責任を回避してしまうという習癖ほど忌むべきものはない。あなたは余りに政治的であるように見えるのを望まないのだ;問題の人物(controversial)と看做されたくないし、バランスのとれた、客観的な、穏健な人物という評判を保ちたい;あなたの希望は、よくお声がかかり、相談を受け、名のある委員会の委員に任命され、そうなることで、一般に信頼されている主流の内に留まることなのだ;いつの日か、名誉学位、大きな賞、ことによると大使の地位さえも手に入れたいと、あなたは思う。