2009年12月

NOAM CHOMSKY: “Gaza: One Year Later”

2008年12月27日、イスラエルは1948年以来まれに見る残忍極まりない攻撃をガザに対して始めました。3週間でおよそ1400人のパレスチナ人と13人のイスラエル人が死亡しました。それから1年経っても再建のメドはまったく立たず、ガザの封鎖は続いています。
一方、12月6日のウォータータウン(マサチューセッツ)で、言語学者で社会評論家のノーム・チョムスキー氏が講演「ガザ-その1年後」を行いました。

Democracy Now!12/24

Gaza, One Year Later by Noam Chomsky(音声のみ)

「ガザに自由を!」行進

天木氏も当初参加表明されていた市民のデモ行進-Gaza Freedom March!
イスラエルのガザ封鎖に抗議するものである。その後やむを得ない事情で参加を断念されたと伝えられたが、現地はイスラエル軍の武力行使が頻発してかなり危険なようだ。Democracy Now!というニュースでは、カイロに集結した各国のデモ参加者たちが、ガザに入るのを許可しないエジプト政府に抗議している様子を伝えている。

NHK-特集 双方向解説 そこが知りたい!「どう読む2010年の日本と世界」

零時前から始まったこの番組、見るでもなく音声だけ所々拾っただけながら、相変わらず話にならない。
朝7時のニュース同様、クレーム電話が鳴らない時間帯にヌケヌケとふざけたことを言うのが狙いなのだろう。
解説委員たちも平安貴族の出で立ちで出演したらいい-「まろはアメリカの犬ぞよ。おほほほほ」-おいしいケーキと紅茶も欲しいと思っていたはずだ。
その一方で、画面下に視聴者のひと言コメントを流し、寄せられたFAX/メールを時々読み上げる。それで「双方向」ということらしい。それらの意見の方がよほど的を射ていたが-というより、「そうじゃないだろう、ちゃんと解説しろ!」というものばかりではなかったか。しかし、解説委員たちは無反応かせいぜい「お戯れを。おほほほほ」とかわすだけである。番組タイトルは「噴飯解説・そこが割れてる!」にした方がいい。
新政権には、あんな「まろ」たちがヌクヌクしていられるNHKを一旦解体してほしい。

Óleo de mujer con sombrero - Silvio Rodriguez



ひとりの女がいなくなった
錯乱と、灰と化した自分を知る
この美しい狂気がいなくなった
私の下の控えめなウエストも
愛する術も失った
彼女の海で私が辿った航路も

揺らめく灯りを見る
暗闇の中に二人をそっとしておいてくれる
犬が月に向かって吼えている
傍らには私に似た誰かがいる
まだ見える-彼女は私を見つけられなかった
まだ見える-彼女は道に迷ってしまった