昨日のNHKニュース-日米の官僚間で米国の「核の傘」に関する協議が開かれた-
米側は「核の傘が強固であることを確認する」と言っていた。オバマ政権が核軍縮路線を打ち出す中、北朝鮮の核に怯える日本の不安を和らげるためだという。
なんかおかしい。「核には核を!」などと大っぴらに言うことが何で日本政府に許されるのか?
政府が「核持ち込み密約」を一切認めない一方で、「核で守ってもらうのは大いにケッコウ」と地均しを進める官僚はお咎め無し。オバマが核軍縮を言うなら、本来なら日本は、非核三原則を実質的なものにしようと動くのが筋だ。
「"思いやり予算"を貰える日本との関係は大切だ」との米側発言もあった。言い値で払っているに違いない"思いやり予算"。ふざけた話だ。
だいたい、何で政治家がこの場に出てこないのか。そこに届いたメルマガNo.265-
政治不在のなかでほくそ笑む官僚たち-に、やはりそうかと合点する。
NHKにダメ元で上の通り伝え、ただタレ流されてはかなわない旨クレーム。同様の記事を見つけた毎日新聞にも問合せたが、こちらは概ね同調してくれた。しかし、「ただ、この手の情報取るのはなかなか大変で、途中経過を事前に掴むのはすごく難しいんです。それで往々にして、記事になるのは"全て決まった後"ということになりがちなんですが...」と。一般生活者としては溜息つくばかり。
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