2009年02月

天木氏メルマガNo.78

命取りになりかねない小沢失言


「(在日米軍の駐留は)第7艦隊の存在で十分だ」-これは米国の逆鱗に触れる発言と察した天木氏。なんとか「失言」扱いで収まって欲しいとのこと。
米国から自立して平和外交を取り戻す事が日本再生の道であると確信しているとはいえ、手抜かりなく進めなければ絶対上手く行きっこないのだとの指摘である。
国民の支持を背景に、米国を納得させる形に持っていかねばならないと。まだまだそんな機が熟していない今、小沢発言をここぞとばかり自民党&米国は突いてくるだろう予測している。政権獲得を目前して民主党がピンチに陥りかねない。
記事は-どうすれば民主党は小沢発言を克服できると思うか読者の一人一人に伺いたい-と結んでいた。

天木氏メルマガNo.73

村上春樹「エルサレム賞」受賞に思う


村上春樹氏のエルサレム賞受賞について好意的な見方に改めていたところ、件のメルマガが届く。ファンの一人であるという天木氏。しかし週刊誌の記事「次はノーベル賞という声」を見つけ、その偽善が許せなくなったという。

このメルマガでノーベル賞とエルサレム賞の関係を知った。つまり、エルサレム賞を断ったらノーベル賞は貰えない。村上氏にその計算があったのではないかと天木氏は疑う。それで「壁と卵」のスピーチが出来上がったのだろうと。件の週刊誌では「壁と卵」を巧みな比喩として褒め、難しい村上文学の本質も併せて明示されたと評価していて我慢ならなくなったそうだ。

O Bêbado e a Equilibrista(酔っ払いと綱渡り芸人) - Elis Regina



橋が落ちるように夜の帳が降りた
喪服を着た酔っ払いに
チャップリンの放浪者を思い出した
売春宿の女主人のような月
冷たい星たちから宿代の「輝き」をせしめていた
そして雲は吸い取り紙のように空に漂って
拷問による血の染みを吸い取っていた
狂気に圧し潰されそうだ!
山高帽を被った酔っ払いは
ブラジルの夜に対して
羽目を外し続けた
私のブラジル!